祈ること 生きること

PolePole

2011年03月14日 00:49

3月11日の地震、私は実家で、母とomameと
過ごしていた。

お昼寝から起きてきたomameと母と、のんびり
おやつのおせんべを食べていて、ムシャムシャ
食べるomameに、母がもうお腹いっぱいよね?って
言いながらomameのお腹をポンポン触り、
omameはまだ~ってお腹をひっこめる、そんな
のどかなやりとりをしているときだった。

甚大な被害を受けている地域の方々・・・いまも安否を
確認できない、親戚たちもきっとそんな、
いつものなんでもないひとときを過ごしていたはず・・・

私たちは揺れの大きさに、外へ。おんぶしているせいか
omameはあまり動揺はなく、「ゆらゆらなに~」
話しながら散歩して、家へ戻り、いくつか倒れたものを
直し、自宅に戻ってからも普通に過ごしたけれど、

被災地では想像を絶する現実を前にしていると思うと、
茫然としてしまう。

子供のころ、夏休みのたびに遊びに行った海や
おじちゃんの家の変わり果てた様子、一緒に遊んだ
いとこたちや優しく迎えてくれた親戚の安否、
ほかに被災している多くの方々を思うと、
懸命に、祈ることしかできない。

祈り続け、そして、私にできることは何だろう。

被災地では被災という役目を負ってくださってる方々がいる。
私の役目はなんだろう。

自然の神は、乗り越えられない課題は与えないという。
これほどまでに大きなエネルギーで発していることは
何なのか。

生きてるひとりひとりのひとりとして、しっかり考えて
いかねばと思う。

深呼吸して、深呼吸して、浮かんでくること。

生きてる私たちは、皆で生きていこう。人間も自然の一部。
自然の一部の人間が、相当ゆがんだ方向へ行っているから、
浄化修正作用が起きてるのではないか。
ゆがみの大きさが、修正作用の大きさに表れている気がする。

自然から与えられた課題は、どんなに少しでも
自然に人に触れ近づいていくことで、気づいていけるはず。

ものや便利に頼らなくても、知恵を働かせ、助け合って、
ともに生きているとき、生きていると思えるのではないか。

よく、お日様や虫たちと話してる?!omame。
子供のほうがよくわかってるんだろうな。

考え、感じて、生きていこう!

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