2012年07月16日
ホタルこい
今晩も棚田のホタルを見に行ってみた。
先週より随分数が減ったけど、いたいた。
小さなホタルだけど、その光は遠目でもわかるくらい、
明るい。
今日は光ながら飛んでる子が多かった。
脈をするように光りながら舞うのを目で追いながら
空を見上げると、星空。
ホタルが星になっていくようだった。
夜行性のホタルの雄と雌が、次の命を生むために
お互いが光り合うのは、わずか1週間から10日程度だそうな。
水辺の木の根元やコケの上に産みつけられた卵は、
1カ月程度で孵化し、幼虫は大きくなるまでに数年かけて
脱皮を繰り返し、最後の脱皮が終わった5月頃、
水中から陸に上り土に穴を掘って、土繭を作ってサナギに。
そして1カ月半位マユのなかで過ごして、成虫に羽化する。
今日見たホタルたちの子を見ることができるのは、2~3年後。
その間、田んぼに農薬や合成洗剤、化学物質なんかが流れて
きてしまったら、簡単に死滅してしまう。
無農薬の田んぼを維持するためには、暑いなかでも、雨降りのなかでも、
ぬかるみの田んぼに入って水コケをとり、草をとり、畦道の草を
刈って風通しを良くして病気を予防する・・・・
手間も根気もかかる作業がいる。
棚田の美しい風景に魅かれて、写真家や画家さんたちが増えてきた。
同時にゴミが落ちていることも増えてきた。
棚田のおじさんたちが、観光場所にしたくないと言っていた意味が、
ここで過ごす日々が長くなるにつれ、身に染みて感じるようになった。
また来年、ホタルと出会えますように。
私も大切に守っていこう。
先週より随分数が減ったけど、いたいた。
小さなホタルだけど、その光は遠目でもわかるくらい、
明るい。
今日は光ながら飛んでる子が多かった。
脈をするように光りながら舞うのを目で追いながら
空を見上げると、星空。
ホタルが星になっていくようだった。
夜行性のホタルの雄と雌が、次の命を生むために
お互いが光り合うのは、わずか1週間から10日程度だそうな。
水辺の木の根元やコケの上に産みつけられた卵は、
1カ月程度で孵化し、幼虫は大きくなるまでに数年かけて
脱皮を繰り返し、最後の脱皮が終わった5月頃、
水中から陸に上り土に穴を掘って、土繭を作ってサナギに。
そして1カ月半位マユのなかで過ごして、成虫に羽化する。
今日見たホタルたちの子を見ることができるのは、2~3年後。
その間、田んぼに農薬や合成洗剤、化学物質なんかが流れて
きてしまったら、簡単に死滅してしまう。
無農薬の田んぼを維持するためには、暑いなかでも、雨降りのなかでも、
ぬかるみの田んぼに入って水コケをとり、草をとり、畦道の草を
刈って風通しを良くして病気を予防する・・・・
手間も根気もかかる作業がいる。
棚田の美しい風景に魅かれて、写真家や画家さんたちが増えてきた。
同時にゴミが落ちていることも増えてきた。
棚田のおじさんたちが、観光場所にしたくないと言っていた意味が、
ここで過ごす日々が長くなるにつれ、身に染みて感じるようになった。
また来年、ホタルと出会えますように。
私も大切に守っていこう。
Posted by PolePole at 00:21│Comments(0)