2013年02月24日

母の昔話

母と、今年の冬は寒いね〜味噌作った〜?なんて話していたら、母の昔話がでてきた。
母の過ごした宮城の大河原町では、味噌作りと同じ冬の一番寒い時期に、各家庭で何度か凍みとうふを作っていたそうで、それを手伝わされたのが嫌だったそうな。
何が嫌って、夜の8時頃にすぐ近くの豆腐屋さんから連絡がきて、それを取りに行かされたのが、寒いし怖いし、嫌だったそうな。
そして、その大きな豆腐(A3くらい)をきれいに切って、並べて、家の寒いとこに置きに行って凍らせる。それがまた冷たいし、つまみ食いもできないし、嫌だったと。

嫌だったけど、やりたくないとは言えなかった。
そういうものだったと。
今だったらあり得ないことばかりだけど、そうやって、生活する術を、覚えていったんだなあ〜ほんとの「生活」をしてたんだなあと思った。

豆を育てて、豆腐や凍み豆腐、味噌、醤油に。
米や麦を育てて、ごはんにうどんにすいとんに。
あとは野菜があれば、食べていける。生きていける。
生活するって、そういうことなんだなあ〜

omameの園では、畑で育てた豆で来週味噌を作るそうな。
我が家でも、せめて味噌だけは、作っていきたいな。
今年は豆を作ってみようかな〜

ちなみに母は兄弟のなかでも、よくつまみ食いをする方だったそうな。その血は孫のomameまでしっかり受け継がれてる☆



Posted by PolePole at 03:02│Comments(0)
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